いのちの交歓―残酷なロマンティスム―

2018.02.13 Tuesday

ふらっと通りかかった道に置いてあった看板が気になり、

 

ふらっと入ってみた國學院大學博物館。

 

 

岡本太郎さんの展示と、旧石器時代の土器や森羅万象をテーマに、

 

人工物、自然物、民族資料が展示された

 

「いのちの交歓 ―残酷なロマンティスム―」

 

http://museum.kokugakuin.ac.jp/special_exhibition/detail/2017_inochi.html

 

 

 

 

を見てきました。

 

やはり、真っ先に目が行ってしまった

 

岡本太郎さん作 迫力

 

 

 

ふと疑問に思ったことが、岡本太郎さんの名前ではなく

 

「木の枠、鉄くぎ、キャンバス、油絵具」と先に書かれていたこと。

 

 

 

その疑問が後になって分かりました。

 

 

企画展を見たあと、また偶然にこの展示を企画された

 

石井匠氏(國學院大學博物館学芸員・岡本太郎記念館客員研究員)

 

と医師 稲葉俊郎さんの対談トークを拝見する機会がありました。

 

 

 

石井氏によると、コンセプトは「人間中心主義の反転」

 

下記の図がテーマになっているということです。(國學院大学博物館Twitterより↓)

 

今の私たちの価値観を、ひっくり返してみたら・・・?

 

ひっくり返すだけで、 見える世界が変わります。

 

いのちとは何かを考え、想像し、感じてもらいたい。そういう展覧会です。

 

 

展示の表記も逆転させて表記しているということで、「なるほど!」と納得。

 

古代の視点から見てみる。とても簡単な発想のようで、

 

忘れてしまっていたような、気づきそうで気づかない視点ですね。

 

 

 

展示方法も独特で、土器や絵画と対話をされながら配置を決めたそうで、

 

石井氏は「ひとり変なこと言ってる。変人かと思われますがね。」と言ってましたが、

 

物と対話できる方なのだなぁ。

 

と、なぜなら個々に見れば素材やテーマが全く違う物ですが、

 

全部が並ぶと調和され、一体感があり、展示の作品たちが生き生きしていたので

 

石井氏の展示方法に納得でした。

 

 

 

この企画展のオープニングイベントが「久高島オデッセイ」の映画上映だったので、

 

久高島+岡本太郎も有名ですが、

 

「命」「自然」「芸術」をキーワードに個人的に深いご縁を感じてしまいました。

 

 

 

 

芸術は自分にとってのためのもの。

 

生命の根源に近いもの。

 

(石井氏と稲葉氏の対談より)

 

 

 

生きることが芸術だ。

 

芸術は呪術だ。

 

万人が芸術家になれ。

 

(岡本太郎の言葉より)

 

 

 

 

 

芸術の奥の奥にある共通の深い領域。無意識の奥に存在する場所。

 

私も普段から感じていること、思っていることを

 

分かりやすく言葉と形して頂いたような展示&対談でした青い鳥★

 

 

 

 

いのちの交歓―残酷なロマンティスム―

 

國學院博物館

無料

10時〜18時まで

2月25日まで

 

 

ぜひ拝見してみて下さい。

 

 

 

 

”描く、造る”ことが心を表現する〜美術による認知症治療のメカニズムを考える〜

2018.01.22 Monday

宇野正威医師 特別講演会 in 東京藝術大学


「”描く、造る”ことが心を表現する〜美術による認知症治療のメカニズムを考える〜」

 

臨床美術士に限らず、一般の方も参加可能です。

 

 

 

日本に初めて「もの忘れ外来」を設立した医師、宇野正威氏による臨床美術が認知症、

 

特にアルツハイマー病の治療にいかに関わるかについて考察します。


先生は2000年より国立精神神経センター武蔵病院をはじめとして

 

吉岡リハビリテーションクリニックなどで臨床美術を実践研究され、

 

書籍も多数出版されています。

 

 

 

日時:2018年2月18日(日) 13:30〜15:00

 

会場:東京藝術大学美術学部 中央棟 第1講義室


   〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8


主催:臨床美術学会、日本臨床美術協会、芸術造形研究所

 

定員:150名(定員になり次第締め切り)

 

参加費:臨床美術学会、日本臨床美術協会会員は無料


    一般 1,080円(税込)

 

講師 :宇野正威


    臨床美術学会 顧問


    日本臨床美術協会 顧問


    メモリークリニック御茶ノ水 顧問医師 

 

 

 

 

【本講演会のお申込み、お問い合わせ先】

 

http://www.clinicalart.gr.jp/20180218.html

 

 

地域で共に生きる障害児・障害者アート展 感性で語る存在の証

2018.01.13 Saturday

東京都港区で活動している障がいをもった方々の作品展が開催されます。 

 

「地域で共に生きる障がい児・障がい者アート展 感性で語る存在の証」

 

臨床美術士が講師をされている事業所の作品もあるようです。


 

http://www.nact.jp/release/20171221.html

 

 

 

《開催日時》
 2018年1月17日(水)〜22日(月) 
 毎週火曜日休館

《会場》
 国立新美術館1階1E 

《主催》
 港区

《観覧料》
 無料

 

 

大手企業研修に「美術鑑賞」 製造業の現場でも導入される理由

2018.01.04 Thursday

美術鑑賞を通して、作品について見るものを語ったり、他者の意見を参考に

 

観察を深める「対話型鑑賞」という取組みが起業から注目を集めています。

 

 

以下、続きは下記の記事へ

 

AERA dot.に掲載の記事です↓

 

「大手企業研修に「美術鑑賞」 製造業の現場でも導入される理由」

 

https://dot.asahi.com/aera/2017113000043.html?page=1

 

 

 

「これまでは、やれば結果が出るという正解がありました。

 

これからは正解が見えない時代です。自分たちで正解を探していく、

 

発見していく新しい発想が必要になってきているわけです。」

 

(コメント一部抜粋)

 

 

 

 

「別の視点」「気づかなかった見え方」自分の枠の範囲を越えた新しい視点の獲得は、

 

美術に限らず、これからの時代の大切なキーワードになりそうですね。

MIRAIMAGINE WEBサイト掲載

2018.01.02 Tuesday

NHK WEBサイト MIRAIMAGINEに臨床美術が紹介されています。

 

 

http://www.nhk.or.jp/shutoken/miraima/articles/00094.html

 

 

(2015年3月20日(金)NHK首都圏ネットワーク放送内で放送された「臨床美術で脳を活性化 認知症の治療・予防に」

 

というタイトルで紹介された際の内容が、豊富な写真画像とテキストで掲載されています。

2018明けましておめでとうございます

2018.01.01 Monday

 

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

皆様のご多幸を心からお祈り申し上げます。


今年もクリエイティブを楽しみましょう青い鳥★

 

 

立体かぼちゃ

2017.11.27 Monday

11月の地域活動支援センター たんぽぽさんプログラムは「立体かぼちゃ」でした☆

 

今年最後の講座となります。

 

私がはじめて臨床美術に触れた実習で作った「かぼちゃ」です↓

 

 

もともと、絵画教室を趣味でやってみようかな?と、臨床美術をネットで見つけて

 

5級をなんとなく受けてみました。講座の初回が「立体かぼちゃ」でした。

 

散々物作りしてきた私にとって、臨床美術はとても新鮮な制作手法でした。

 

これまでの作り方とは全く違う視点や発想が面白く、5級を取ってみたら「4級も取ってみたい」

 

(4級は本格的な講座を開けます。5級はボランティア講座ができるような内容です)

 

と思い、4級取得後にたんぽぽの皆さんとのご縁も出来ました。

 

 

物作りに対する新しい視点や経験も頂けて、

 

ご縁と流れとは面白いものだなぁ。。。と思っていたりもします青い鳥花

 

本当に良い経験をさせて頂いてます✨ひとり語りが長くなりましたが、

 

 

 

今回の「立体かぼちゃ」は臨床美術でも代表的なプログラムです。

 

たんぽぽさんでは平面が多いので立体に挑んだのは1年ぶり!?

 

 

新聞紙を粘度の代わりにして形を作ってゆきます。

 

そして、味や中身をイメージして色付けをして行きます。

 

 

目に見える色から、5感で感じる色。自分が思うままに色づけして行きます。

 

 

まさに「無意識で楽しむ」にふさわしいプログラム。

 

 

 

自由に表現しやすいこともあり、これまでにない程の盛り上がりでした✨

 

作品を作っている最中も、作り終った後も、たんぽぽのみなさんの笑顔と表現の熱気が冷めず。

 

笑顔のステキさとエネルギーと、作品と共に私も「楽しかった〜!!」の一言です。

 

 

味を想像するのも楽しい、それぞれに違う かぼちゃが収穫できました♪

 

 

 

「できない」ことに目を向けるのではなく「できる」範囲で最大限に表現をする。

 

1つ1つの動作に対するエネルギー。そこから生み出される作品。

 

たんぽぽさんで臨床美術をさせて頂くたびに、物作りの原点に戻ります青い鳥きらきら

 

 

今月も素晴らしい作品をありがとうございました☆

 

 

線で描く抽象画

2017.10.06 Friday

地域活動支援センターたんぽぽさん、9月の講座は

 

「線で描く抽象画」でした。

 

 

糸を垂らして自然に出来た形をもとに、アクリル絵の具、パステルで色や模様を加えて行きます。

 

 

糸、絵具、パステル、それぞれの素材の違いを楽しみながら、自然に出来上がるその時々の画。

 

 

 

画面を回して見てみるとまた違う絵になります。

 

その時々に表情が変わる絵。正解はないし、制限はないので、パターンは無限大☆

 

 

たんぽぽの皆さん、か〜なり集中をして制作を楽しまれていました^^

 

ダイナミックだったり、繊細だったり、色選び、塗り、タッチなど、

 

それぞれの個性が思いっきり表現された世界が完成です青い鳥★


(作品の上に現れている白い液体のようなものは、仕上げの接着剤です。乾くと透明になります)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それぞれの作品から物語りやテーマを考えるのも面白そうですね。

 

9月も素晴らしい作品をありがとうございました青い鳥ハート

 

 

美咲芸術世界

2017.10.01 Sunday

岡山県美咲町で昨年からスタートした

 

美咲芸術世界に行ってきました☆

 

棚田が美しい町。

 

 

美咲芸術世界は地元のアーティスト、海外(フランス、ベルリン)などから

 

来日された芸術家によるアートイベント&展示です。

 

 

 

一宮八幡神社で開会式&演劇ワークショップからスタート。

 

 

 

地元のお店も出展され、子ども達が大集合で賑やかなオープニングでした。

 

使われなくなった小学校を改装し、アトリエになっていたり町の所々にアート作品の展示。

 

写真はあえて撮りませんでした。

 

ぜひ、現地で見て下さい✨

 

 

 

このイベントに合わせて、フランスやベルリンから来日されたアーティストさん&

 

地元のアーティストの方のエネルギーもすごかったです。

 

地球の距離なんて関係ない、言葉も関係ない、

 

まさに「自由」という言葉がピッタリなアーティストさん達でした。

 

 

芸術の芸(藝)は人が土をたがやし、手を添えて苗を植えるという意味〈芸術祭ポスターより〉


まさに根本の「芸」術を楽しめたような、自然と人が楽しく融合した展示&イベントです青い鳥きらきら

 

 

 

美咲町で週一日だけオープンしている、パン屋さん「ココペリ」

 

 

バリのような景色と空気感&セドナのような店内。

 

一瞬、「あれ?岡山だよね?」と思ったくらいにステキな空間でした。

 

 

古民家が上手に改装され、店主さんのセンスが光るお店でした✨

 

 

お昼前には売り切れてしまうパン。絶品✨✨✨

 

 

柱に青い鳥たち青い鳥青い鳥青い鳥

 

 

美咲芸術世界は9月28日まで。今年は終了してしまいましたが、

 

興味のある方はまた来年にチェックしてみてください⭐️

 

 

臨床美術士

2017.08.17 Thursday

8/17放送!テレビ朝日系列・木曜ミステリー「遺留捜査」に

 

次回放送の第6話に「臨床美術」や「臨床美術士」が登場するそうです☆

 

事故現場に残された「遺留品」から事件を解決していくシリーズとして

 

毎シーズン好評のドラマ「遺留捜査」。

 

どこにどのように登場するかは、ぜひ本編をご覧ください。

 

テレビ朝日・木曜ミステリー「遺留捜査」毎週木曜夜8時〜


http://www.tv-asahi.co.jp/iryu_08/story/0006/

 

 

 

「臨床美術」「臨床美術士」は、まだまだ世の中に知られていないので、

 

形式にこだわらず、いろいろな場面で広まって行ってほしいと思います。

 

 

 

※あくまで「ドラマ」であり「フィクション」です。

 

実際の「臨床美術」や「臨床美術士」とは異なる場合がございます。